「やさしい」という言葉は、中国語にも韓国語にも直接訳せる言葉はないそうだ。
岩波古語辞典によると、
「遠慮がちにつつましく気を使う意。またそうした細やかな気づかいをするさまを、繊細だ、優美だ、殊勝だ、と感じて評価する意」
これは、優等生の答弁のようで、今一つしっくりこない。
太宰治はさすがに小説家だから表現が心に刺さる。
「人を憂うる、人の寂しさ侘しさ、つらさに敏感な事、これが優しさであり、また人間として一番優れていることじゃないかしら、そうして、そんな、やさしい人の表情は、いつでも含羞(はにかみ)であります」
こちらの方がぴったりくる。
しかし平成もそうだが令和の時代にも「はにかみ」なる表情は見かけたことがない。
バブルになる前の昭和の時代には、田舎に行くと「はにかみがちな少女」をよく見かけたものだが。
北海道も暑さのピークは過ぎたようで、朝晩過ごしやすくなった。
アブも出なくなったし熱中症の恐れも減ったので庭に出始めた。
薔薇(レヨンドゥソレイユ)の2番花。やや小ぶりになった。

ききょう

薔薇(マチルダ)

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