行雲流水の如くに

北海道で気ままに暮らしています

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

福田達夫総務会長発言に見る自民党の退廃。

NHKのテレビドラマの「南町奉行大岡越前守」をよく見る。 お白洲に引き出されると、だいたいは「白を切る」。 そのうち問い詰められると「開き直る」。 旧統一教会と関係したとみられる自民党の議員も、同じようなパターンだ。 少しパターンが違ったのは福田…

「さびしさ」の意味するものーーー統一教会にからめて

個人主義の「淋しさ」を夏目漱石は次のように語る。 「我は我の行くべき道を勝手に行くだけで、そうしてこれと同時に、他人の行くべき道を妨げないのだから、ある時ある場合には人間がばらばらにならなければなりません。そこが淋しいのです」 最近の統一教…

ウクライナ戦線に変化がーーーウクライナの反撃が始まるか

ウクライナ東部地区でロシア軍とウクライナ軍の膠着状態が続いていたが、ここにきて潮目が変わったようだ。 最大の効果は高機動ロケット砲システム(ハイマース)が実戦に投入され始めていること。 射程が80キロほどあり精密、ロシア軍の武器弾薬庫や司令所…

開いた口がふさがらない「自民党議員の宗教観」と公明党の逃げの姿勢

このところ主に自民党の議員が、旧統一教会との関係を問われて、 「統一教会とは知らなかった」、「献金を受けたがただそれだけ」などと言い訳がましい。 これではとても「小学生に道徳教育を」などと口が裂けても言えないだろう。 まず自らの宗教観を確立せ…

空洞なる日本の「保守主義」ーーー統一教会事件で分かったこと

政治学者宇野重矩によれば、 保守主義とは、様々な人生経験を経た、それなりの年齢に達した人間の分別ある思想、というニュアンスがあった。 ところが最近は若者が保守化していて、年寄りがどちらかというと逆だという。 しかし年寄りの中にも超右翼的なタイ…

民主主義は「取り扱い注意の商品」という自覚が必要だ。

わが国の民主主義は戦後アメリカに与えられたものだが、国民はいまだにその意味が分からないままだ。 「民主主義とは何ぞや」と問うた時に、選挙でも町内会の会合でも多数決で物事が決められることを民主主義と理解している。 しからばその選挙が極めてゆが…

コロナ感染者ついに20万人超え。ーー行動自粛しか手がないのか?

新型コロナの感染者数がとうとう20万人を超えてきた。 ピークはまだ先だというからどうなることやら。 もはやあきらめの境地である。 もう少しひとひねりして、禅の言葉で言えば「水急にして月を流さず」 (いかに水流が急でも水面に映る月影は流すことが出…

統一教会とのつながりを隠さなくなった安倍元首相

今の50代以上なら「統一教会の霊感商法」や「集団結婚式」などははっきり覚えているはずだ。 しかし20代や30代の人にとっては、統一教会と言われてもピンとこないだろう。 ましてや「世界平和統一家庭連合」などと言う名称でこられたらコロリと騙される。 問…

「統一教会」と手を結んだ自民党は悪魔に魂を売ったのか?

「統一教会」の教義や主張を見ていくと、なぜこのような宗教団体と自民党が結びついたのか理解に苦しむ。 岸信介が教祖の文鮮明を日本へ呼び込んだことは「反共主義」の一点で結びついただけなのか? それとも満州時代の上司と部下の関係が他人にはうかがい…

「吠えない犬に甘んじるのか」ーーー大手メディアの堕落

安倍元首相が凶弾に倒れた事件は、どうやら深い闇を抱えているようだ。 旧統一教会という「カルト集団」がかくも深く政権中枢に食い込んでいたというのは驚きである。 政権中枢とは主に安倍派を中心とする清和会になるだろう。 ところが、民主主義の根幹にか…

夏の薔薇を楽しむ、そして日々雑感。

4~5日ぐずぐずした天気が続いたが、北海道もようやく夏らしくなってきた。 今年の薔薇は花付きが良く十分楽しませてくれた。 薔薇(バレリーナ) 女性の主演バレエダンサーをイメージしている。 花もちが良く長い間楽しめる。 薔薇(キャラメルアンテーク)…

「根拠になる法律もない」国葬をどうしてやりたいのか?

戦前は「国葬令」という法律があった。 しかし1947年限りで失効し、現状はその状態が続いている。 当たり前に考えれば、安倍元首相の国葬を行いたいのであれば法律を作るべきだ。 それが「法治国家」としての最低限の決め事だ。 法律を作ることが大変だとい…

政治と宗教のけじめがなくなってきているーーー自民党の大罪

山上容疑者による安倍元首相狙撃事件は、山上容疑者による旧統一教会への私怨が原因と考えていたが、実はもっと根が深い。 自民党が宗教勢力を抱え込む、そして宗教勢力も自民党を利用するという相互扶助の形になっていることが見えてきた。 自民党にとって…

「安倍国葬」の狙いーーー岸田首相の腹の内

安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間もたたないうちに、国葬をする話が持ち上がった。 ある政治評論家の入れ知恵だと言われている。 (政局絡みになると顔を出すあの人か?) 岸田派は宏池会本流を自認するハト派でややリベラル。 しかし第4派閥だから常に安…

一燈を頼むーー「言志四緑」佐藤一齋を読む

一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。 佐藤一齋 一つの提灯を提げて暗い夜道を歩くのが人生。 闇夜を心配することはない。一つの提灯を頼りにして行けばよいのだ。 その提灯が何であるかは人によって違うだろう。 私はそれを自分…

安倍元首相の国葬をなぜそんなに急ぐのか?

安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間経たないうちに岸田首相が「国葬をする」と言い出した。 政府内でも反対があったようだが岸田首相が押し切ったという。 従来の慣例は「内閣・自民党合同葬」だ。 今回もそれくらいが妥当なところと思うが、岸田首相は何か…

中村格警察庁長官人事は注目しておく必要がある

メディアはこぞって狙撃犯山上容疑者と旧統一教会との関係を取り上げている。 うがった見方をすると、警察庁が追及されたくない部分を隠すために情報コントロールしているのではないか。 メディアも(阿吽の呼吸で)乗っかっている可能性無きにしも有らずだ…

「清和会」(安倍派)の跡目争いが激化する

「清和会」の領袖安倍晋三元首相が凶弾に倒れてまだ数日しかたたない。 そんななか、自民党の最大派閥「清和会」の会長代理である下村博文前政調会長が岸田首相を牽制した。 「岸田首相はリベラル系。自民のコアの保守の人たちは安倍さんあるいは清和会がつ…

重大な敗戦もまた人生の糧になるーーやまあじさいと薔薇

涙と共にパンを食べた経験のあるものでなければ、人生の味はわからない。 ゲーテ 人生の味は晩年でなければわからない。 それも銀のさじを口にくわえて生まれてきたような幸せな人には、とうてい理解できないだろう。 人生は必ずしも順風満帆で行くとは限ら…

宗教団体と寄付との関係を考えるーー統一教会だけの問題ではない

安倍元首相を狙撃した山上容疑者の犯行動機は、母親が統一教会の信者で多額の寄付をしたために家族が崩壊したことへの恨みらしい。 その統一教会と安部元首相が親しいと思い込んで、恨みの矛先が安倍元首相に向かったようだ。 常識の範囲内で宗教団体に寄付…

日本は本当に民主主義国家なのだろうか?ーー言論による言論の封殺

日本における意思決定の仕方は、明らかに民主主義の原則から外れている。 民主主義の大原則は、決定した人間が責任を取るということだ。 ところが日本ではどうか、政治学者の小室直樹がいみじくも次のように語る。 「民主主義であるかないかの識別条件として…

仁者は山を楽しむ―ーー薔薇が最盛期

知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。 論語 知者は水が絶えず流れてゆくように巧みに才知をめぐらす。故に水を愛す。 仁者は山が毅然として不動なように、心静かで動じない。故に山を愛す。 どちらが良いかは簡単には決められない。生き方の好みもある。 私…

凶弾にたおれた安倍元首相事件が我々に問いかけているものとは?

安倍元首相が参院選遊説中に凶弾に倒れたという驚愕のニュースが飛び込んできた。 いかなる理由があろうとも言論を暴力で封殺することは許されることではない。 その上で、ここで大事なことは、一呼吸おいて冷静になることだろう。 先ず目前に迫った7月10日…

「日本病」は伝染するーーーどうやら中国にその兆しが

30年間賃金が上がらず国内総生産(GDP)もほとんど伸びなかった国がある。 もちろん日本だ。 このような高度成長後の長期衰退モデルを「日本病」という。 この「日本病」への引き金を引いたのは、不動産への過剰投資と狂奔にまみれた株式投資が崩壊したこ…

身動きできない日本銀行ーー頑なな黒田総裁と放置する岸田首相

物価高騰の主要因は石油価格の上昇によるものだ。 しかし最近は「円安放置政策」による影響が大きい。 円安は年初に比べて約2割ほど進んでいる。 このところ日本は貿易赤字国になってきているからダメージは大きい。 ストレートに国民生活が脅かされているわ…

「へそ曲がりになること」もまた楽しからずや。

年を取るとだいたい「好々爺」になったり「隠居生活」が板についておとなしくなる。 ところがIT社会の進展とかで、とにかく目まぐるしい。 それと最近の風潮が何となく「勇ましい発言を好む方向だ」 そこで多くの人が従う風潮に異を唱える「頑固おやじ」もし…

もろさ露呈「携帯インフラ」ーー過ぎたるはなお及ばざるがごとし

KDDIの通信障害で3日にわたり約4000万回線に障害が出た。 いまやIT社会の根幹を支えるライフラインが、かくも脆かったとは何とも残念なことだ。 私たちのような年寄りは、スマホは使い方も満足に分からないから生活の中のウエイトは大きくはない。 それと経…

最後は免疫力の勝負かーー腸活が効果がありそうだ

数日前にワクチン4回目接種の案内が来た。 今回はあまり乗り気がしない。 ワクチンを打っても打たなくても感染するときはするらしい。 アメリカの感染症研究所のファウチ所長がコロナに罹ったというニュースは笑うに笑えない。 (まあ、落語か漫才の格好のネ…

消費税は庶民への重税ーーー納税者はもっと怒るべきだ

やはり岸田政権の化けの皮が剥がれつつある。 安倍晋三元首相による傀儡政権の色が濃くなりつつある。 「アベノミクス」を修正できないのだ。 自民党総裁選の時に歯切れよく打ち出した「成長と分配の好循環」などと言う言葉はどこかへ飛んでしまった。 広島6…

「戦いで大事なのは善く敗けること」ーー魏の軍師司馬仲達

中国の歴史の中でも、魏・呉・蜀が覇権を競った三国時代が面白い。 軍師ということであれば、蜀の諸葛孔明が有名だが、魏の司馬仲達もなかなかのものである。 その司馬仲達の名言、 戦いで大事なのは善く敗けること。敗けは恥ではなく傷でもない。最後に笑え…