2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
サリバン米大統領補佐官は、中国の習近平国家主席と会談した。 会談が実現したのは、偶発的な衝突への双方の危機感の裏返しともいえる。 米国もそうだが中国も外交にかけてはしたたかである。 表面ではいかに強硬な姿勢を見せても、一方で必ず対話のチャンネ…
為替介入と言ってもほとんどの人は興味が無いだろう。 為替介入というのは、財務省の財務官がほとんど一人で決定する極めて孤独な仕事だ。 その孤独な戦いで勝利をおさめ、7月末で職を辞した(定年だと思う)のが神田真人財務官。 為替介入の話があると登場…
「気候変動のような大きな問題は、楽しくクールでセクシーであるべきだ」 この発言は環境大臣だった小泉進次郎のものだ。 吉本興業のタレントなら笑えるということで許されるだろう。 しかし、環境大臣がこんな発言では世界の笑いものになる。 「具体的にど…
昭和史の語り部である保坂正康が政治家の資質において次のように語る。 歴史の中で自分の位置づけをしっかり持っていることが大事で、その上で、 ①本を読んでいること②師を持っていること③言葉に責任を持つこと これは極めて重要な指摘である。 歴史の中での…
日本には次のような言葉がある。 上農は草を見ずして草をとる、中農は草を見て草をとる、下農は草を見て草をとらず。 ガーデニングが趣味の私はさだめし中農の部類か。 さすがに「草をとらず」にはなれない。 日本の農家はひたすら草取りに精を出していたの…
何らかの組織で、当たり前に見かける風景は何か? 上司が「俺は聞いていない」と怒り出すことだろうか。 だから日本では会議の前に必ず「根回し」が必要だ。 会議の中で侃々諤々の議論がされるかというとほとんどない。 兵庫県の斎藤知事はパワハラを取りざ…
自民党の総裁選は、百家争鳴と言えば聞こえが良いが、暑い盛りに一斉に鳴きだす蝉みたいなものだ。 松尾芭蕉もびっくりだろう。 閑さや岩にしみ入る蝉の声 裏金問題の時は岩のように口を閉ざしていたのに一斉に鳴きだした。 国民の目からそらそうという魂胆…
「食糧安保」という言葉がある。一国の安全保障は軍事力だけでは守れない。 日本の場合、主食のコメを守らずして軍事費を倍増させているが片手落ちもいい所だ。 昨日、スーパーに行ってみて驚いた。棚からコメが無くなっている。 「もう一月も我慢したら新米…
米が不足しているという。 政府の備蓄在庫はあるのに何ら有効な手が打てない。 総裁選に気をとられて心ここに在らずか。 家庭菜園に勤しんでいるが、今年はジャガイモもトマトも豊作である。 さっそくコロッケを作る。 かみさんが作って私が揚げる役だ。 ア…
ロシアがウクライナに侵攻した2022年2月の円ドル為替レートは115円程度だった。 この後、ジリジリ円安に傾きピークには160円を突破した。 エネルギーの需要不安から日本のような資源輸入国は円安に傾くとともに物価の上昇が始まる。 こうなると政府は打つ手…
自民党の小林鷹之氏が総裁選への出馬を正式に表明した。 名前の連想から「コバホーク」と呼ばれているらしい。 ほとんど無名なのでどんな人物か興味はあった。 しかし発言内容や推薦人になると思われる議員たちを見ると、手放しの評価はまだ出来ない。 小林…
防戦一方だったウクライナが、虚を突くようにロシア領に侵攻した。 これはウクライナにとって大きな賭けである。 当面は無人の地を行くように領土拡大が図られるが、戦線の拡大は補給路が伸びてリスクも伴う。 ロシアは、広大な領土を有しているから、戦略的…
昨年の猛暑の影響で在庫量が減ってきているところに、インバウンドで米の消費量が増えている。 そのせいか、ところによっては一部販売制限が起きているという。 この数年、食料品の値上がりが続いているが、優等生だった米も値上がりしている。 幸いなことに…
歳をとると何をするにも億劫になるが、その流れに身を任せるとますます老化する。 自働運転バスの試乗会があると言うので出かけてみた。 8人乗りでフランス製、時速20キロで町道を走る。 ロイズの工場からスタート、ロイズタウン駅、道の駅北欧の風をめぐる…
千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰ゆ 韓非子 (千丈の高さの堤もおけらや蟻の作った小さな穴から壊れる) このところの自衛隊の不祥事が目に余る。 「特定秘密の杜撰な取り扱い」、「部下へのハラスメント」、「潜水手当の不正受給」、「靖国神社への集…
自民党の岸田総裁が次期総裁選に不出馬を表明した。 まさに四面楚歌の項羽のようなものだ。 力 山を抜き 気 世を蓋う、時に利あらず 騅逝かず。 ここまで岸田首相が追い込まれたのは、統一教会問題や裏金問題で膿を出し切らずうやむやにしたからだ。 腰を据…
岸田文雄首相がとうとう退陣を表明した。 無念さの残る会見だった。 「裏金問題の収束の為に退陣する」などと今ごろ言っても遅きに失した。 悲しいかな、秋の気たるや、蕭瑟(しょうしつ)として、草木揺落変衰す。 宋玉 (なんと悲しいかな、秋の気というも…
アメリカの大統領がトランプになるかハリスになるかで世界は大きな影響を受ける。 トランプ対バイデンの状態であればトランプに決りという感じだった。 ところがバイデンが撤退しハリスが民主党の候補になると、「ハリス旋風」が巻き起こっている。 最近の世…
さまざまなドラマを呼んだパリの熱い戦いも終了した。 真夜中の競技は睡眠不足を招いたがそれもまた良しか。 今回のオリンピックで目だったのは、選手たちの感情の表現が豊かになったことだろうか。 特に槍投げで金メダルをとった北口榛花選手の「天真爛漫」…
安芸高田市長だった石丸伸二という男が徒手空拳で東京都知事に挑戦するというドラマ。 東京都民はその筋立てに熱中したようだ。 しかし、良く仕組まれた脚本に沿って石丸伸二が演技したと取れなくもないのだ。 まず不可解なのは、 自民党都連所属の「TOKYOU…
日本人は激しやすく冷めやすい、という気質がある。 四季がはっきりしていて変化を当たり前のように受け入れるが、それが長続きしない。 外国に対する好き嫌いの感情も大きく振幅する。 注意しなければならないのが、このところ中国に対する日本人の感情が大…
植物学者の稲垣栄洋氏によれば、「日本人は雑草によく似ている」と言われる。 雑草は強い植物が生えない場所を選んで生えている。 雑草自体は弱いのである。しかしその弱さを強さに変えているのだ。 日本人が好きな強さとは、筋骨隆々のタイプではなく小さい…
長崎の平和祈念式典に米英などの大使が出席しない。 その理由はイスラエルを招待しないことだという。 「ロシアやベラルーシと違い、イスラエルは自衛権を行使している。同様の扱いをしては誤解を招く」 しかし現状イスラエルが行っていることは、明らかに「…
この暑い夏の盛りに永田町で盛んに動いているのが、 麻生太郎、菅義偉、小沢一郎の3人だ。 それぞれ政界の遊泳術にたけており政治感は鋭い方だろう。 政界で「善人」は誉め言葉にならない、と言われている。 あの人を怒らせたら怖いぐらいが良いのだが、それ…
この数日の株の上げ下げは何とも目まぐるしい。 専門家はその理由をもっともらしく解説するが、あまり真に受けないほうが良い。 証券会社や投資ファンド系の解説者は、概してポジショントーク。 日本は金融緩和を続けて超低金利でいてもらった方が彼らにとっ…
全国の自治体が受け入れたふるさと納税の寄付額が1兆円を超えたようだ。 ところが肝心の地方自治体に入るお金は半分の約5千億円で、返礼品に約3千億円かかり、残りは事務費や仲介サイトに支払う利用料だという。 片山喜博元鳥取県知事は次のように語る、 「…
世にはイヌ派とネコ派に分かれるらしい。 私もかみさんも犬派だった。だったというのは昨年8月メギーが虹の橋を渡ったからだ。 しかし今でもあちこちにメギーの写真を飾っているし、花のあるこの時期は花を毎日のように飾る。 2018年8月(11歳のころ) 2006…
株が下がる時というのはいつもそうだが、株に素人と思われる人が参入し始めた時だ。 中学生が正月のお小遣いで株を買ったとか言っていたが、これは行きすぎだろう。 暴落とか急落の原因はいろいろ理由付けされるが、 「理由も無く上がっていたから」というこ…
日本人はもともと外交が下手だと言われている。 美空ひばりの柔の歌ではないが、「口で言うより手の方が早い」みたいなところがある。 そして最後には、「神風が吹く」などと神頼みだ。 岸田政権による防衛費倍増などにも行き当たりばったりの無計画性が現れ…
夫婦同姓を法律で義務付けている国は、世界では日本だけだ。 江戸時代まではほとんどの国民は「姓」などなかった。 「夫婦別姓では日本の伝統や家族の絆が失われる」というのが夫婦同姓を固守する人たちの理由。 しかし伝統と言ってもせいぜい明治時代からの…