行雲流水の如くに

北海道で気ままに暮らしています

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

指導者が率先して「嘘」をつく国になってしまったーー安倍・菅政権最大の罪

節義廉恥を失いて、国を維持するの道決して有らず。 西郷隆盛 国を守るのは道徳であり、節操や道義を守り、恥を知る心が大切だ。 このところの、安倍前首相と菅首相の振る舞いはなんと節義廉恥に欠けたものであることか。 一国の指導者が「嘘」を当たり前の…

中国・王毅外相来日の裏を読むーー日本の安全保障を考える

中国・王毅外相の次の発言に右派陣営や自民党保守派より猛反発が起きている。 「日本の偽装漁船が尖閣諸島周辺の敏感な水域に入る事態が発生している」 なぜこんな発言をしたのか王毅外相も大いに反省しているのではなかろうか? 帰国しても習近平から叱責を…

日本はなぜ負ける戦いをするのかーー第二の敗戦になるか「GOTOキャンペーン」

人間の常識を超え学識を超えておこれり日本世界と戦う 敗戦後東大総長となる南原繁が太平洋戦争の開戦の日に詠んだ短歌だ。 (なんということをするのだという嘆きであろう) 学問から得られる知見からすれば、アメリカと日本との国力差は、GDPは12倍、石油…

「桜を見る会」に対する検察の本気度は?ーーー桜は咲いてただ散るだけ

桜花 咲かも散ると 見るまでに 誰かもここに 見えて散りゆく 柿本人麻呂 桜の花が咲いてすぐに散ってしまうように 誰なのだろうここに集いそして散り行く人々は 何とも象徴的な和歌である。万葉時代に令和の時代の愚かなる騒ぎを見透かしていたのだろうか? …

トランプ後の世界はどうなるか?

アメリカの大統領選挙はバイデン勝利で決着がついたようだ。 アメリカ国内の分断はもとより世界中に混乱を巻き起こしていたトランプの退場は、とりあえず「吉」と考えてよいだろう。 バイデン次期米大統領は東部デラウエア州で次のように演説した。 「米国は…

安倍・菅包囲網狭まるーーコロナ感染拡大と桜を見る会問題

安倍・菅政権の最大の問題点は、事実に向き合わないことだ。 都合が悪くなれば、事実を嘘で捻じ曲げる。 人々は小さな嘘より大きな嘘を信じる 嘘も繰り返せば人々は信じるようになる ナチスは上記の法則を宣伝技術の前提とした。 安倍・菅政権もそしてアメリ…

「報道の自由度」が失われていくのを見過ごしているのは国民の責任でもある

2020年度の「報道の自由度」は,180か国中66位であった。 G7国で見ると、 ドイツ11カナダ16フランス34イギリス35イタリア41アメリカ45そして日本66位。 きわめて恥ずかしい数字である。 とても大きな顔をして「先進国です」と言えるレベルでは…

大相撲の在り方を考えるーー貴景勝の生きざま

貴景勝と照ノ富士の優勝決定戦は見ごたえがあった。 貴景勝は本割で裏返しにひっくりかえされた。普通はここで意気消沈してしまうのだが。 決定戦では低く当たると強烈な押しで照ノ富士を押し出した。 「無心で当たること」を心掛けたという。 大関昇進伝達…

「将の器」足り得ない菅義偉が限界を露呈する

新型コロナの襲来という国難を前にして、菅首相をはじめとする我が国の指導者たちの狼狽えぶりはどうしたことだろう。 西郷隆盛は次のように語る。 命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は仕末に困るもの也。 此の始末に困る人ならでは、艱難を共にし…

宇都宮健児という生き方ーー東京都民は選択を誤ったのではないか

2020年7月の都知事選挙で小池百合子が圧勝した。 宇都宮健児は、「都民一人ひとりのいのち暮らしを守り抜く!」をスローガンに掲げ戦った。 しかし84万票を獲得したが次点に終わったのである。 人間の真価は、絶体絶命の危機に追い込まれたときに発揮される…

「自然体」が一番強いーーコロナ対策は基本に帰れ

明治27年講道館下富坂道場落成式に臨んだ勝海舟から嘉納治五郎に送られた扁額がある。 無心にして自然の妙に入り 無為にして変化の神を窮む 「自然体」とは、座禅や正座におけると同様に、身体を正しく保ち、呼吸を調え、心をしずめることである。 その心の…

第2のインパール作戦になる「GOTOキャンペーン」の不条理

新型コロナが全国的に感染拡大し、北海道、東京、大阪などで赤信号が点滅している。 ところがこの国の指導者たちは、右往左往するのみで「的確な判断能力」を喪失したようだ。 「最大限の警戒感を持って感染状況に応じた対策を図る必要がある」(菅首相) だ…

「痴呆老人」が見ているもの

東京大学名誉教授の大井玄氏によると、 痴呆病棟のあるナースが、ボーツとしている老人たちに「今何を考えているのか」尋ねて回った話をしてくれました。 するとほとんどの人が「人生で一番輝いていた時分のことを思い出していた」といいます。 一方でこんな…

総理にしてはいけない男ーー自民党の劣化が生み出した菅義偉

国会の予算委員会で、菅総理の答弁を聴いていると、とても情けない気分になる。 世界を代表するG7の一角を占める日本の総理大臣がこの程度とは。 ①ほとんどが官僚作成のペーパーか首相補佐官が差し出すメモの棒読み。 従って自らの国家観や理想を語るべき言…

分断から融和へ、日本も世界も立ち直ることが出来るか?

グローバリズムと新自由主義の限界が露呈し、世界には格差の拡大がすすんだ。 この格差拡大に目をつけて社会の分断を煽ったのが、アメリカのトランプでありイギリスのジョンソンだ。 日本の安倍・菅政権も明らかにこの流れの中にある。(ウサギの皮をかぶっ…

迷走する3人の知事たちーーー吉村大阪府、小池東京都、鈴木北海道

新型コロナ第1波の時、政府より先行してコロナ対策を行ったということで、3人の知事の評価は大いに上がった。 ところがこのところ感染拡大が止まらない。それも第1波や第2波よりも強烈のようだ。 この状況を目の前にして3知事の表情がさえない。 小康状態の…

コロナ乗り切るにはデブのほうが良い

医学博士の新見正則氏によれば、 日本でもアメリカでもややデブのほうが長生きするという結果が出ている。 BMI(体重を身長で2回割った数字)25~30未満のグループが一番死亡リスクが低いそうだ。 デブ(肥満)が悪で、スリム(痩身)が善と決めつけないほう…

「既得権益」を満喫しているのは?--自民党であり安倍・菅政権である。

最近目に付くのはそれなりの地位にある政治家やジャーナリストが、意図的に嘘をついて世論誘導を図っている。 甘利明衆院議員やフジテレビの平井上席解説員など。 狙いは安倍・菅政権擁護のためだ。 甘利明は本来なら収賄事件でお縄頂戴のところを助けられた…

河野太郎の勘違いーーハンコを馬鹿にしてはいけない

社会人になった時に、 親から「ハンコだけは少しおカネがかかってもいいものを作りなさい」と言われて、作った覚えがある。 最初に押したのは出勤簿。 以来ビジネス生活で、ハンコは親しき友であった。 ハンコを押すということは、自分の意志で押しましたと…

GOTOキャンペーンへの固執は菅政権の命取りになる

コロナウイールスの感染状況は、いよいよ第3波に入った。 北海道166人はかなり深刻な状況。東京293人、大阪226人、愛知129人も確実に増加傾向に入った。 カナリアのさえずりが止まりそうだ。 (炭鉱などで有毒ガスが発生した時、人間よりも先にカナリアが察…

生涯修行を楽しむ

「人生、還暦からが本当の自分の人生だと考えています」 これは松原泰道老師の言葉だが、私もそんな感じがしている。 リタイア後はほぼすべてが自分の時間だから、自分のやりたいと思っていたことが出来る。 ガーデニング、読書、ブログを書くなど時間がいく…

日韓の対立は宿命なのか?--兄弟喧嘩を克服するためには

複雑系脳科学の権威中田力氏によると、日本人と韓国人の染色体に有意の差は認められない、という。 要するにどちらが兄か弟かはさておくとして、兄弟関係にあるということだ。 逆にそんな関係だから対立を始めると始末に負えない。 日本と韓国が独自の道を歩…

バイデン登場で世界は分断から融和へーー日本の進むべき道はどうあるべきか

熾烈を極めたアメリカの大統領選もようやく終幕を迎えつつある。 この4年間トランプがかき乱した「国際協調」という価値観が、バイデンによってもう一度再建されるであろう。 またそうあって欲しいと願うものである。 「アメリカファースト」なるものを引っ…

アメリカは「民主的な法の秩序」を取り戻すことが出来るか?

アメリカ大統領選は未だ決着がついていない。 だがバイデン優勢の状況は変わらないだろう。 4年前トランプの出現で世界はびっくりしたのだが、それで世界は少しでも良くなったのだろうか? トランプがどうあがこうが「アメリカ帝国の衰退」は止まらなかった…

人物評価の基準ーー地位で人を評価すると誤る

のどかな時代には、「末は博士か大臣か」というのが立身出世物語の定番だった。 ところが今や「大臣」は、能力など関係なしに当選回数と派閥間のバランスで決まる。 平沢勝栄議員は、今回やっと大臣のポストを射止めた。 なぜ大臣になれたかというと、一つに…

わが国は重心が上がってきているーー危険な兆候

コロナ過と市場原理主義の浸透による格差拡大で、この国が持っていた「安定性」が崩れつつある。 要するに「重心」が上がってきているのだ。 嘉納治五郎が「柔道原理」の中心に置いたのが「自然体」である。 「自然体」は、身体を正しく保ち、呼吸を調え、心…

国会論戦から見えてくる今後の政局を占うーー菅政権の行くへ

衆議院予算委員会が1日から始まった。 一問一答形式だから、質問者や答弁者の能力があからさまに出てしまう。 政治家にとっては真剣勝負の場であろう。 私が戦国武将で好きなのは上杉謙信だ。人間的な潔さが、たまらなくいい。 われは毫(ごう)も天下に望み…

「全集中の呼吸」も乱れる菅首相の国会答弁

衆院予算委員会で国会論戦が始まった。 周りの側近からの入れ知恵なのか、菅首相は今はやりの「鬼滅の刃」でよく使われるきめ台詞を使った。 全集中の呼吸で答弁します。 しかし実際は野党の追及で「しどろもどろ」。 野党議員もあきれ顔で「論点をずらすご…

維新による「大阪都構想」敗退後の政治状況を占う

維新による「大阪都構想」は、あえなく潰えてしまった。 大阪市を廃止して4つの特別区を作るという提案だが、NOを突き付けた大阪市民は賢明な選択をしたと思う。 もしこの住民投票が賛成多数となれば、住民サービスの低下は明らかだったからだ。 「二重行政…

安倍・菅政権の問題点ーーー歴史は繰り返す、独裁化の危険

安倍政権になって使われ始めた言葉が「忖度」である。 そして菅政権になってもっと悪質な形で出現している。 「忖度」から一歩進めて「介入」だ。その悪しき例が「日本学術会議」への人事介入。 少数の人間を排除する人事権の行使(介入)をすることによって…